2023/12/08 19:00

「Strip Of Clothes」

ストリップオブクロースは、普段は地味な制服を身にまとった普通の女子高生だった。
名前は黒田ひとみ。

しかし、彼女には大きな秘密があった。
彼女の武器には特殊な能力があり、その力で悪に立ち向かっていたのだ。
コードネームは「クローン」。
彼女は新体操のリボンに似た武器で戦う。
一見は新体操のリボンなのだが、素材は布ではない。
実はとある研究機関が独自に開発した強靭かつしなやかに曲げ伸ばしが出来る特殊な金属で出来ているのだ。

街には暗黒の影が忍び寄る。
悪党グループ「シャドウクロウ」が、街の人々を脅かし、恐怖をまき散らしていた。
ある時、ひとみのもとに情報が入る。

聖夜、「シャドウクロウ」のボスがアジトに姿を現す。

ひとみは、これに立ち向かうことを決意した。



夜の闇に紛れ、ひとみはシャドウクロウのアジトへ忍び込んだ。

しかし、彼女が目撃したものは、予想を遥かに超える残酷さだった。
アジトの中で、無実の人々が拷問され、虐待されていた。

ひとみは怒りに燃え、涙をこらえながらもリボンを振り回し、悪党たちに立ち向う。
しかし、彼女の強靭なリボンは激しい戦いの末、ついに壊れてしまった。

これまでかとあきらめた彼女は不思議な光景を目の当たりにする。

なんと彼女の服が突然光だし、リボンに変形したのである。

裸になりながらも、ひとみは最後の力を振り絞り、シャドウクロウのリーダーに向かって叫んだ。




彼女はその不思議なリボンの力でついに「シャドウクロウ」を壊滅させたのである。
ひとみは死闘の果てに倒れ、意識を失ってしまった。

その後、彼女は研究機関に搬送されたのだが、その後の行方を知るものはいない。


しかし彼女の勇気と犠牲が街を救い、まるでリボンの様に人々の心を結びつけ、ひとみの名は彼女の勇気と共に永遠に語り継がれたのである。